[4L2-GS-4] Webインテリジェンス

[4L2-GS-4-01] ユーザの自己情報量に基づくレビュー点数の時系列変換

〇森崎 耀太¹、吉永 悠人¹、山崎 綾一郎¹、山岸 祐己^1,2、和泉 舞³、高林 貴仁³ (1. 静岡理工科大学、2. 理化学研究所、3. 株式会社良品計画)

キーワード：レビューサイト、自己情報量、時系列分析

本手法は，オンラインレビューサイトにおけるアイテムやカテゴリの評価を時系列データとして指標化することを目的とし，ユーザごとの点数確率分布を利用したレビュー点数の変換を行う．一般に，レビューサイトにおいて，評価が甘いユーザと評価が辛いユーザとでは，各点数が持つ意味合いは異なることが推察される．よって，ユーザのレビュー投稿履歴から推定された点数確率分布における自己情報量を用いれば，投稿されたレビュー点数を客観的に指標化することが可能であると考えられる．ただし，それらの点数確率分布は時間とともに変化している可能性もあるため，点数確率分布の時系列変化も考慮したモデルを構築し，実験では推定評価値の時系列データを生成する．