[2K1-OS-6] 地震研究と人工知能

[2K1-OS-6-01] 地震研究における大規模言語モデルハッカソン

○久保 久彦¹、Stephen Wu²、加納 将行³、加藤 慎也⁴、小穴 温子⁵、岡崎 智久⁶、岡田 望海⁷、亀 伸樹⁴、小寺 祐貴⁸、佐藤 大祐⁹、椎名 高裕¹⁰、下條 賢梧⁸、溜渕 功史¹¹、直井 誠¹²、西山 竜一⁴、平原 和朗^6,13、宮本 崇¹⁴、山田 真澄¹⁵ (1. 防災科学技術研究所、2. 統計数理研究所、3. 東北大学、4. 東京大学地震研究所、5. 清水建設株式会社技術研究所、6. 理化学研究所革新知能統合研究センター、7. 静岡大学、8. 気象研究所、9. 海洋研究開発機構、10. 産業技術総合研究所、11. 気象庁、12. 北海道大学、13. 香川大学、14. 山梨大学、15. 京都大学防災研究所)

キーワード：地震、大規模言語モデル

地震研究における大規模言語モデル（LLM）の活用をテーマとしたハッカソンを2024年夏に行った．本ハッカソンには計18名が参加し，次の4課題に取り組んだ：①多数のシミュレーション結果に関する特徴抽出・解説付与，②地震に関するソーシャルデータの自動収集・解析，③地震や火山に関する想定問答の自動生成，④シミュレーションコードの自動生成．このハッカソンを通じて，地震研究におけるLLM活用について一定の方向性を示せたと考える．今後のLLMの進展により，さらに多くの研究シーンでの活躍が期待される．