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[3Q5-GS-8-03] 時空間困惑推定手法による教師型ロボットの自立的な学習支援提供の実現性
キーワード:時空間困惑推定手法、深層学習、教育支援ロボット
近年,教育支援ロボットが注目されている.本研究では,問題を解くための学習支援を提供する教師型ロボットに焦点を当てた.従来研究の教師型ロボットでは,学習者の表情から問題を解けずに悩む状態(困惑状態)を推定する困惑推定手法が提案された.しかしながら,推定精度は61.0%であるため,実用的な精度ではない.そこで本研究では,学習者の表情変化という時系列データを活用する時空間困惑推定手法を提案し, 88.1%の精度を実現した.本稿では,時空間困惑推定手法を搭載したロボット(本ロボット)が自律的に学習支援を提供できるかを検証するため,本ロボットと大学生が共に学習する学習実験を実施した.その結果,本提案手法は従来のボタン操作による学習支援と同等の学習支援の提供を実現できる可能性が示唆された.
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