18:30 〜 20:30
[13p-PB9-33] HATNA誘導体を配位子とするd-π複合体の開発と薄膜太陽電池への応用
キーワード:有機薄膜太陽電池、配位高分子
本研究室では有機ELで電子輸送層として使用されているHATNA誘導体と、ホール輸送能を有することで認知されているCuX (X=I,Br, SCN)を反応させることによって、ホールと電子両方の輸送特性を有するアンバイポーラ特性が期待できるをd-π複合体を合成し、そのキャリア輸送特性に関して研究を行ってきた。また最近はHATNA誘導体を用いたd-π複合体の薄膜太陽電池への応用を目指した研究を行ってきた。今回は本研究室で合成したHATNA誘導体を用いたd-π複合体の物性測定と太陽電池の素子性能について報告する。