[13p-PB9-1~49] 12.5 有機太陽電池

△ [13p-PB9-47] ドナー／アクセプター界面におけるエネルギー構造がキャリア挙動に与える影響の解析

〇真弓 智裕^1,2、中野 恭兵²、伊澤 誠一郎²、鈴木 かおり²、橋本 和仁¹、但馬 敬介^2,3 (1.東大院工、2.理研、3.JSTさきがけ)

キーワード：有機薄膜太陽電池、インピーダンス分光、再結合

ドナー/アクセプター界面は電荷分離と再結合が起きる場所であり、変換効率に大きな影響を与えるが、界面構造と電荷キャリア挙動との関係に関する知見は少ない。本研究では薄膜転写法と表面偏析単分子層により界面のエネルギー構造を制御した素子を作成し、インピーダンス分光法でキャリア挙動への影響を調べた。その結果、再結合速度とキャリア分布への影響が明らかになり、カスケード構造が効率向上に重要であると分かった。