[14p-4E-1~21] 7.6 イオンビーム一般

[14p-4E-13] Ne⁺ビームを用いた金属表面上水素の高感度検出

〇(PC)光原 圭¹、山本 安一¹、城戸 義明² (1.立命館大SRセ、2.立命館大理工)

キーワード：水素、ERDA、Ne

水素は金属における水素脆性などのネガティブな面もあるが、クリーン・エネルギー源としての燃料電池の開発と水素貯蔵物質の研究や触媒活性化に果たすOH 基の役割など，ポジティブな面も多く併せ持つ。これらの研究において水素の定量性と深さ分析に優れた測定手法が必要となる。
我々はこれまでNeイオンを用いた弾性反跳法(ERDA)によって表面上の水素の高感度検出を行ってきた。最適な出射角、出射エネルギーを決定することでバックグラウンド成分を抑制することができS/N比の良いスペクトルが得られる。
本公演では実際にERDAを用いた応用研究の例も併せて発表する。