[15a-4B-1~6] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

△ [15a-4B-1] 高分解能TDCに向けたDANDゲートの改良

〇下田 知毅¹、佐野 京佑¹、山梨 裕希¹、吉川 信行¹ (1.横国大院工)

キーワード：超電導体、SFQ回路

飛行時間型質量分析法において、SFQ回路を利用した遅延測定回路(TDC)で構成される高分解能TOF-MSシステムの開発が行われている。TDCの精度は、一致検出器(CD)の精度に大きく依存する。今回の研究では、TDCの時間分解能を向上させるために、CDを構成するDNADゲートを改良した。講演では、熱雑音を考慮した出力確率特性、及び改良したDANDゲートの測定結果について述べる。