[16a-2N-1~8] 12.2 評価・基礎物性

△ [16a-2N-2] Non-peripheral位にヘキシル基を有するフタロシアニン誘導体の単結晶作製とX線構造解析

〇大森 雅志¹、中野 知佳¹、東 卓也¹、藤内 謙光¹、藤井 彰彦¹、尾崎 雅則¹ (1.阪大院工)

キーワード：フタロシアニン、単結晶X線構造解析、ディスコティック液晶

フタロシアニン誘導体はディスコティック液晶性の半導体であり、高い電荷移動度を示すなど、電子デバイス材料として期待されている。その優れた電気的特性は結晶構造に由来すると考えられる。薄膜中における分子パッキング構造および分子配向方向については報告されているが、詳細な結晶構造は明らかになっていない。本研究では、単結晶を作製し、X線回折測定を行うことで結晶構造を決定し、薄膜中の結晶構造について検討した。