[13p-B12-1~18] 2.2 検出器開発

△ [13p-B12-5] coplanar電極を用いた希ガス電離箱のエネルギー分解能

〇(M1)村上 航平¹、岩崎 健太¹、田中 直道¹、草野 広樹²、宮島 光弘¹、長谷部 信行^1,2 (1.早大理工研究科、2.早大理工研究所)

キーワード：希ガス電離箱、エネルギー分解能、コプラナー電極

福島のような原子力発電所の事故が起こると、α線放射物質が外部環境へと飛散する。微弱な環境試料のα線測定を行うためには、大面積の試料を扱える検出器の開発が必要である。大面積化が容易であるFrischグリッド電離箱ではマイクロフォニック雑音が生じるので、Coplanar電極を用いた希ガス電離箱を考える。円筒型と平行平板型で電極構造などを最適化して実験を行った。そのエネルギー分解能を示す。