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[14p-P13-8] 溶存酸素抽出による液中動作型燃料電池の開発
キーワード:燃料電池、溶存酸素抽出、MEMS技術
近年、ヒトの体内で動作する医療デバイス用の電源として、ヒトの涙や唾液を利用する燃料電池が注目されている。本研究の目的は、液体燃料中において持続発電可能な燃料電池を開発することである。溶存酸素を取り込むシステムをメニスカスに着目することで実現する。液中における動作を確認するために、3wt%に希釈したエタノール中での発電特性を測定した結果、8mVの出力電圧を確認した。今後、微細化を進め、実用レベルへ発展させる。