[16a-B4-1~13] 3.11 フォトニック構造・現象

[16a-B4-7] 結合L2ナノ共振器による大規模フォトニック結晶リングメタ共振器

〇倉持 栄一^1,2、新家 昭彦^1,2、野崎 謙悟^1,2、高田 健太^1,2、納富 雅也^1,2 (1.ＮＴＴ ＮＰＣ、2.ＮＴＴ物性基礎研)

キーワード：フォトニック結晶、光共振器、シリコンフォトニクス

前回報告した高Q値L2結合ナノ共振器による曲線導波路を用いて１８～３０個の共振器からなる閉じたリング導波路を構成したところ、ナノ共振器モードの結合によるメタ共振器モードの形成を確認した。数千から１万程度の比較的高いQ値が確認され、上面から観察した遠視野像などから、通常のリング共振器に近い特性を示すことが示された。Si細線と曲線結合共振器の導波路特性の差によるリング共振器特性の差異について議論する。