[16p-C42-1~11] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

[16p-C42-1] 球面調和関数変換を用いた球形計算機ホログラムの高速計算法

〇山東 悠介³、茨田 大輔^1,2、ボワス ジャッキン¹、谷田貝 豊彦¹ (1.宇大CORE、2.宇大院工、3.大阪府産技研)

キーワード：計算機ホログラム、3-Dディスプレイ、高速計算

3-Dディスプレイにおいて、水平・垂直とも完全な視域と運動視差を実現するためには、球形ホログラムを実現する必要がある。しかし、球面への回折計算に莫大な時間を要することが一つの課題であった。本発表では、3次元フーリエ領域において、応答関数との畳み込み積分を球面調和関数変換により計算することで、直交座標系で定義された3次元物体から、球面への回折計算を高速に行う手法を提案し、実証したので報告する。