13:30 〜 15:30
[16p-P4-10] プラズマ照射溶液中短寿命活性種に対するTRPチャネル介在細胞内カルシウム応答
キーワード:大気圧プラズマ、カルシウムシグナリング、TRPチャネル
筆者らはこれまで,プラズマ照射を用いて空間選択的に遺伝子・薬剤を細胞内に導入可能であることを実証し,その要因の1つが液中化学活性種であることを明らかにしてきた.本講演では,液中活性種を細胞が感受する機構について,幅広い生理応答を制御する細胞内カルシウムイオンの濃度 ([Ca2+]i) と物理的・化学的刺激のセンサとして注目を浴びているTRPチャネルに着目して詳細に調べたので報告する.