2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[19a-W331-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年3月19日(土) 09:00 〜 12:15 W331 (西2・3号館)

柳瀬 雄輝(広島大)

10:00 〜 10:15

[19a-W331-5] 補酵素NADH減少のUV-LED励起蛍光検出によるアセトン用バイオスニファ(生化学式ガスセンサ)と呼気ガス計測応用

鈴木 卓磨1、簡 伯任1、叶 明2、當麻 浩司2、荒川 貴博2、三林 浩二1,2 (1.医科歯科大院、2.医科歯科大生材研)

キーワード:バイオセンサ、アセトン、呼気計測

本センサでは、アセトンと特異的に反応する「酵素」と「NADHの蛍光検出系」を用いることで、呼気中の夾雑成分の中からアセトンガスを選択的に、より高感度(20 ppb~)を実現し、生体由来の呼気ガスの連続的な計測も可能となった。本センサを用いることで呼気中アセトンの選択的かつ連続的な濃度モニタリングが可能となり、脂肪燃焼度合いの評価や糖尿病患者での身体状態等の評価等が期待される。