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[20a-S222-4] DCスパッタ法で成膜したTi添加ZnO透明導電膜の熱安定性
キーワード:ZnO透明導電膜、耐熱性
DCマグネトロンスパッタ法によって成膜したTiドープZnO透明導電膜の耐熱性について報告する。膜厚500nmのTiドープZnO透明導電膜と比較用に成膜したAlドープZnO透明導電膜を窒素雰囲気中と大気雰囲気中で30分間熱処理し、電気特性、光学特性、結晶構造を評価した。Ti濃度依存性から、Ti添加量の増加に伴い、熱的安定性が増すことが分かった。Ti添加濃度1.8%では、500℃でのアニール後でも窒素中での抵抗変化率26%、大気中での抵抗変化率70%に抑えられており、高い耐熱性を示すことが確認された。