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[7a-A503-4] ナノポアセンサによるインフルエンザ検査
キーワード:ナノポア、ウイルス、センサ
固体ナノポアは、1個の粒子を検出する圧倒的な感度を持ったセンサである。その動作原理は、極薄メンブレン中に空けられた細孔を1粒子が通過する際に生じる過渡的なイオン電流変化を計測する、というものである。我々は機械学習を応用し、ナノポア計測によって得られるイオン電流波形パターンから、インフルエンザウイルスの種類を非修飾かつ1粒子レベルで識別する新しいインフルエンザ検査法を開発した。