2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[14a-F204-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年3月14日(火) 09:00 〜 12:15 F204 (F204)

高橋 一浩(豊橋技科大)、笹川 清隆(奈良先端大)

11:00 〜 11:15

[14a-F204-8] 皮膚バリア機能の電気的評価・治療システムの開発

中林 真悠1、阿部 結奈1、甲斐 洋行1、山内 丈史2、山崎 研志2、西澤 松彦1 (1.東北大院工、2.東北大院医)

キーワード:表皮電位、バリア機能

皮膚の最外層にある角質層は体内を守るバリアとして機能しており,その機能低下は炎症や湿疹の原因となる.バリア機能の根本的な治療を目指し,我々は電気刺激治療法に注目した.この治療法のメカニズムは詳しく解明されておらず,その解明は治療効果の向上に繋がると期待できる.本研究では,バリア機能との関連が示唆されている表皮内の電位差(表皮電位)を指標として用いることで電気刺激治療法のメカニズム解明を目指した.