2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[15p-412-1~18] 6.2 カーボン系薄膜

2017年3月15日(水) 13:15 〜 18:15 412 (412)

赤坂 大樹(東工大)、大越 康晴(電機大)、中村 挙子(産総研)

16:15 〜 16:30

[15p-412-12] パルス放電プラズマCVDによるDLCとBN膜の作製

野田 三喜男1、堀部 勲夫2 (1.パルスプラズマ技研、2.ライテック研)

キーワード:薄膜、プラズマCVD、パルス放電

バイポーラのパルス電源を作製し,200℃以下の低温でプラズマCVDによりDLC膜の作製をおこなった。また,約500℃でのBNの成膜もおこなった。放電をモノポーラからバイポーラにして,表面に蓄積される電荷を消しながら成膜することにより,安定した放電を持続させることができた。また,アーキングやグローが消滅する現象も防ぐことができた。この方法により,硬度が約11 GPaのこれらの膜を形成することができた。