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[16a-P4-12] Al2O3超薄膜層を挿入したSiO2/InAlN界面の特性―Al2O3膜厚依存性―
キーワード:InAlN、界面準位密度
InAlNはGaNとの格子整合が可能であり、GaN系HEMTのバリア材料として有用である。InAlNのHEMTへの応用において、絶縁膜を導入しMOSゲートとすることでリーク電流の低減[1]、さらには400 GHzの遮断周波数が達成されている[2]。しかし、デバイス性能を高めるうえで重要な、絶縁体-半導体界面の制御方法は確立されていない。本報告では、SiO2とInAlNの界面をAl2O3超薄膜挿入により制御する方法について、Al2O3膜厚依存性を調べた結果について報告する。