2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[16p-P8-1~23] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2017年3月16日(木) 13:30 〜 15:30 P8 (展示ホールB)

13:30 〜 15:30

[16p-P8-15] β-Ga2O3(-201)表面における窒化物成長の初期過程のナノレベル観察

陳 蕾1、岡田 有史1、Ferreyra Romualdo A.1、上田 大助1、角野 広平1 (1.京工繊大工芸)

キーワード:酸化ガリウム、走査トンネル顕微鏡、表面窒化

Ga2O3は伝導帯の下端がGaNのそれと近いことが報告されている[1].またβ-Ga2O3(-201)面は酸素が六方晶に近い配列を取っており,GaN(0001)と格子定数が近いため,欠陥が少なく平坦なGaNの成長が期待できる.しかしながら,この表面においてGaNがどのような初期過程を経て成長するのかは明らかではない.本研究では主として走査トンネル顕微鏡(STM)を用い,β-Ga2O3(-201)表面を窒化した場合の構造変化と,GaN成長初期のモルフォロジーとの関連について調べる.