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[19a-PB2-21] Vapor-Liquid-Solid成長法を用いて作製したSmBa2Cu3Oy線材のAg添加による液相安定化
キーワード:薄膜
REBa2Cu3Oy(RE123, RE = Rare Earth)膜を超伝導線材に応用するためには、作製速度の高速化が必要とされる。そこでVLS成長法を用いた高速成膜が注目を集めている。さらなる高速成膜を行うためにVLS成長法において酸素分圧を上げたが、液相の融点上昇により、液相が一部固化してしまった。そこで、液相融点を下げる可能性があるAgを液相に添加したことで課題が解決された。本研究では酸素分圧・基板温度を変化させAg添加の有効性について検討を行った。