2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 3次元積層集積デバイスによる半導体集積回路技術の進展と展望

[19p-432-1~8] 3次元積層集積デバイスによる半導体集積回路技術の進展と展望

2018年9月19日(水) 13:45 〜 17:30 432 (432)

黒木 伸一郎(広島大)、中村 誠(富士通研)

16:30 〜 16:45

[19p-432-6] 自己スパッタ接合法を用いた常温によるSiO2/Siウェハ直接接合

内海 淳1 (1.三菱重工工作機械(株))

キーワード:常温接合技術、SiO2、Si薄膜

表面活性化法を用いた常温接合技術は、様々な材料に適用することが可能であり、熱処理不要な優位性を有するが、SiO2やガラスなど非結晶性材料の直接接合は難しい。そこで本研究では、Siウェハと酸化膜付Siウェハの組み合わせにおいて、ArプラズマによりSiウェハ表面のみをスパッタして活性化するのと同時に、スパッタされたSiで酸化膜付ウェハ表面に薄膜形成して両ウェハを常温で接合する方法を検討した。その結果、ブレード試験による接合強度評価では母材破壊が確認された。