[20p-224B-1~8] 2.1 放射線物理一般・検出器基礎

[20p-224B-3] Ce:Gd₃Ga₃Al₂O₁₂おける4~6族陽イオン共添加効果

〇上野 睦実¹、金 敬鎭¹、鎌田 圭^2,3、二瓶 貴之³、吉野 将生¹、山路 晃広¹、黒澤 俊介^2,4、横田 有為²、大橋 雄二²、吉川 彰^1,2,3 (1.東北大金研、2.東北大NICHe、3.C&A、4.山形大理)

キーワード：シンチレータ、放射線検出器

放射線検出器は核医学診断装置や資源探査装置など広汎な分野において利用されており、その大部分はシンチレータが利用されている。これまでにCe添加Gd₃Ga₃A₂O₁₂(Ce:GAGG)単結晶において、優れた特性を有することが報告されている。さらに、Mg²⁺を共添加することで、蛍光寿命の短寿命化が可能であることが報告されている。今回、我々はマイクロ引き下げ法により、4~6族陽イオン共添加Ce:GAGG単結晶を作製し、組成分析・特性評価を試みたので報告する。