10:00 〜 10:15
△ [21a-212A-5] カーボンナノチューブフィルム・金属直列結合による高感度テラヘルツ波検出および非破壊検査に向けた撮像デバイス応用
キーワード:テラヘルツイメージング、カーボンナノチューブフィルム、光熱起電力効果
今回我々は、単層カーボンナノチューブフィルム型テラヘルツ波検出器の電極構造として新規に直列結合構造を導入し、光熱起電力効果に基づき電極材料を最適化することにより、7pW/Hz1/2という室温動作熱型テラヘルツ波検出器として世界最高レベルの検出感度を達成した。本講演では、従来型テラヘルツ波検出器が抱える構造的問題点から、本研究で新規に設計・作製したデバイスを用いたテラヘルツイメージング応用まで幅広く紹介する。