2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[17p-P12-1~27] 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

2018年3月17日(土) 16:00 〜 18:00 P12 (ベルサール高田馬場)

16:00 〜 18:00

[17p-P12-9] GaN(0001)面上へのHe希釈リモート酸素プラズマ支援によるSiO2 CVD ―
Ar希釈リモート酸素プラズマ支援との違い

グェン スァン チュン1,2、田岡 紀之2、大田 晃生1、山田 永2、高橋 言緒2、池田 弥央1、牧原 克典1、清水 三聡2、宮崎 誠一1 (1.名大院工、2.産総研 GaN-OIL)

キーワード:SiO2/GaN interface、リモートプラズマCVD、interface

これまで、我々は、Ar希釈リモート酸素プラズマ支援CVD (ROPE-CVD)により形成したSiO2/GaN構造は800 ºCの堆積後熱処理(PDA)後においても良好な電気特性(界面準位密度Dit~1×1011cm-2eV-1)を示すことを明らかにした。一方で、プラズマ励起の条件(希ガスの種類、出力等)によって、形成されるSiO2/GaN界面の特性が変化することが予想される。そこで本研究ではArに加えてHe希釈ROPE-CVDによりSiO2/GaN構造を形成し、希釈ガスの違いが界面特性に与える影響について調べた。