[19a-P6-1~79] 17 ナノカーボン（ポスター）

[19a-P6-13] 鉄内包カーボンナノチューブの短尺化が磁気特性に及ぼす影響

〇飯田 望¹、佐藤 英樹¹、藤原 裕司¹ (1.三重大院工)

キーワード：ナノチューブ、ナノワイヤ、保磁力

鉄内包カーボンナノチューブ(Fe@CNT)は，CNT空洞内に内包される鉄ナノワイヤの高アスペクト比形状により，室温で高い保磁力を示す。この特性を利用し，Fe@CNTによる高性能なフレキシブル永久磁石など，様々な磁気応用の実現が期待できる。本研究では，Fe@CNTのさらなる磁気特性の向上を目指し，その成長条件が磁気特性に及ぼす影響を調べた。その結果，Fe@CNTの長さと保磁力の間に明瞭な相関関係があることが確認された。