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[18a-PA3-4] Pd担持CFPの水素ガスセンサ応用の検討
キーワード:カーボンペーパー、パラジウム、水素
本研究では、室温での温度変化により水素漏れを検出できる簡易な水素ガスセンサを目指し、水素吸蔵金属であるパラジウム (Pd) 及び熱伝導性の高いカーボンペーパーを用いて、水素ガスとの反応時の温度変化を測定した。その結果、Pdがほぼ金属の状態及び酸化物の状態では殆ど温度変化が得られなかった。一方で、これらの場合とは異なり、Pd金属とその酸化物が混在した状態では、より大きな1.5℃の温度変化が観測された。