2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[18p-C310-1~14] 6.6 プローブ顕微鏡

2019年9月18日(水) 13:30 〜 17:15 C310 (C310)

一井 崇(京大)、大塚 洋一(阪大)

14:45 〜 15:00

[18p-C310-6] 走査型イオン伝導顕微鏡による帯電分布測定を用いた生体組織切片の観察

桂 悠一郎1、水谷 祐輔2、中澤 謙太1、牛木 辰男2、岩田 太1,3 (1.静岡大工、2.新潟大医、3.静岡大電研)

キーワード:走査型イオン伝導顕微鏡、ナノピペット

生体試料の組織切片において,核や小器官などの観察は色素染色した試料を光学顕微鏡で識別する手法が広く用いられている.しかしながら,色素染色はノウハウが必要で、且つ光学顕微鏡の分解能には回折限界による制限がある.本発表では、走査型イオン伝導顕微鏡を用いて生体試料上の帯電分布を可視化する技術を開発し,帯電分布から部位を識別する手法について報告する.本手法ではラベルフリーで且つ高分解能観察が可能である.