[18p-E311-1~18] 6.3 酸化物エレクトロニクス

[18p-E311-14] 傾斜格子歪み希土類鉄ガーネットにおけるフレクソ分極とフェリ磁性の共存

〇山原 弘靖¹、Sarker Md. Shamim¹、関 宗俊¹、長 康雄²、田畑 仁¹ (1.東大院工、2.東北大通研)

キーワード：フレクソ分極、希土類鉄ガーネット

希土類鉄ガーネット（RIGs）の一般的な性質はフェリ磁性絶縁体（常誘電体）であり、結晶構造は中心対称性をもつ立方晶であるため、バルクでは自発電気分極を生じ得ない。本研究では自発分極と自発磁化の共存する新規物質創成を目的として傾斜格子歪みRIGをパルスレーザー堆積法（PLD）により作製し、自発分極の存在を走査型非線形誘電率顕微鏡（SNDM）により確認した。