2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.5 磁場応用

[19a-E201-1~11] 10.5 磁場応用

2019年9月19日(木) 09:00 〜 11:45 E201 (E201)

堀井 滋(京都先端科学大)、三井 好古(鹿児島大)

10:45 〜 11:00

[19a-E201-8] 試作したハルバッハ配列磁石による磁気アルキメデス浮上の検討

牛島 栄造1 (1.アイシン・コスモス研)

キーワード:磁気アルキメデス浮上、ハルバッハ配列磁石、微粒子磁気配列

試作したハルバッハ配列磁石が形成する磁場環境において、濃度調整した常磁性体溶液中の反磁性体微粒子の挙動を観察し、常磁性体溶液の濃度が反磁性体微粒子の挙動に与える影響について分析を行った。その結果、高い濃度の常磁性体溶液の場合、微粒子は気液界面近くで浮遊した。このことは、常磁性体溶液の濃度が高い程、見かけ上の重力に対して、上向きの磁場の力が大きくなっていることを示しており、磁気アルキメデス浮上を確認できた。