2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[19a-E202-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2019年9月19日(木) 09:00 〜 12:15 E202 (E202)

山本 英明(東北大)、徳田 崇(東工大)

09:45 〜 10:00

[19a-E202-4] マイクロ波マンモグラフィとX線マンモグラフィのコントラストに関する研究

前澤 眞之1、稲垣 明里1、結縁 幸子3,5、松元 元3,5、山神 和彦3,5、土井 恭二4,5、木村 憲明4,5、木村 建次郎1,2,5 (1.神戸大学理学研究科、2.神戸大学数理データサイエンスセンター、3.神鋼記念病院、4.株式会社Integral Geometry Science、5.AMED先端計測)

キーワード:マイクロ波マンモグラフィ、乳癌、高濃度乳房

乳癌検診における様々な医療画像診断機器の中で、X線マンモグラフィが世界標準の地位を築いてきたが、近年、X線マンモグラフィで乳癌組織が映像化できない高濃度乳房を持つ女性が、アジア人女性の50歳未満の約8割を占め、検診そのものの意義が問われている。X線マンモグラフィは、乳癌組織と正常組織のX線吸収率の差を映像化するが、高濃度乳房では、豊富に含まれるX線吸収率の高いコラーゲン繊維が乳癌組織のコントラストを覆い、画像全体が白濁したコントラストとなる。一方、我々は波動散乱の逆問題の解析解の発見を契機に、正常組織と癌組織の誘電率を生かしたマイクロ波マンモグラフィの開発に成功してきた。本研究では、従来の標準技術であるX線マンモグラフィおよび病理検査によって乳癌と確定された信頼性の高い良質の母集団に対して、マイクロ波マンモグラフィとX線マンモグラフィのコントラストを比較検証した結果について報告する。