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[19a-PA2-26] アラニンドープによるKDP結晶の相転移温度の変化
キーワード:KDP、テラヘルツ分光、アミノ酸
KDPはその高い誘電性によって高いSHG変換効率を有する非線形光学結晶であり、122K以下で強誘電相へ相転移することが知られている。近年、KDP結晶にアラニンをドープすることによるSHG効率の上昇が報告された。しかし、その起源やドープによる相転移の変化については明確になっていない。我々はKDPにアラニンをドープした単結晶を育成し、そのTHz偏光反射スペクトルを測定することで、相転移温度のドープ量依存性を調査した。