2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[19p-E314-1~11] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2019年9月19日(木) 13:00 〜 16:00 E314 (E314)

野村 航(電機大)、西郷 甲矢人(長浜バイオ大)

14:00 〜 14:15

[19p-E314-5] ライングラフ上量子ウォークによるドレスト光子の記述

瀬川 悦生1、三宮 俊2、大津 元一3 (1.横浜国立大、2.(株)リコー、3.ドレスト光子)

キーワード:量子ウォーク、ドレスト光子

量子ウォークは、与えられたネットワークの各有向辺で生成される線形空間上のユニタリ作用素によって、離散的に時間発展をし、幾つかの代表的な量子的ダイナミクスを、離散的にシミュレートすることから、量子デバイス上への応用が期待されている。この研究では、ナノ物質上のドレスト光子のエネルギ推移をネットワーク上の量子ウォークを用いて、シミュレートすることを試みる。特に、ドレスト光子のもつ励起子と光子の内部状態を、各ネットワークがもつ辺の順辺と逆辺に対応させ、与えられたグラフのライングラフで量子ウォークダイナミクスを考察することを提案する。