2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[19p-PB1-1~34] 12.7 医用工学・バイオチップ

2019年9月19日(木) 13:30 〜 15:30 PB1 (第二体育館)

13:30 〜 15:30

[19p-PB1-14] ITOをフォトゲートに用いたフィルタフリー蛍光センサの短波長領域における感度向上

〇(M2)手島 拓哉1、崔 容俊1、野田 佳子1、神谷 幸子1、赤井 大輔1、飛沢 健1、高橋 一浩1、石井 仁1、野田 俊彦1、澤田 和明1 (1.豊橋技術科学大学)

キーワード:蛍光、バイオセンサ、ITO

本稿では短波長(400 nm以下)の光を弁別できるフィルタフリー蛍光センサの開発について述べる。本センサはフォトゲート構造を持ち、励起光と蛍光を同時に入射することで、それぞれの光強度を算出できる。ゲート電極に使用していたポリシリコンをITOに変更することで、ゲート電極による短波長の光の吸収を抑えることができ、従来の構造では不可能だった365 nmと405 nmの光の分離に成功した。