2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.9 化合物太陽電池

[19p-PB10-1~22] 13.9 化合物太陽電池

2019年9月19日(木) 16:00 〜 18:00 PB10 (第二体育館)

16:00 〜 18:00

[19p-PB10-21] カーボンナノチューブによるコロイド量子ドット太陽電池の吸光特性と電荷輸送特性の向上

田澤 祐二郎1,2、Habisreutinger Severin3,4、Zhang Nanlin2、Gregory Daniel2、Nagamine Gabriel5、Kesava Sameer3、Mazzotta Giulio3、Assender Hazel2、Riede Moritz3、Padilha Lazaro5、Nicholas Robin3、Watt Andrew2 (1.電中研、2.オックスフォード大マテ、3.オックスフォード大物、4.国立再生可能エネ研、5.カンピーナス大物)

キーワード:太陽電池、量子ドット、カーボンナノチューブ

低コストで作製可能なコロイド量子ドット太陽電池セルに対して、アクリルポリマーマトリックス内部にp型有機半導体ポリマーと単層カーボンナノチューブの混成体をもつ正孔輸送層を導入することで、セルの吸光特性が向上することが確認された。また、過渡吸収分光法と電気インピーダンス分光法によって電荷輸送の向上も示唆された。それらセル特性の向上により、正孔輸送層を持たないサンプルに比し効率が約30%向上した。