2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[20a-F211-1~10] 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2019年9月20日(金) 09:30 〜 12:15 F211 (レクチャーホール)

赤井 恵(阪大)

10:15 〜 10:30

[20a-F211-3] [講演奨励賞受賞記念講演] ドナー密度分布制御型メモリスタ素子における抵抗変化機構の有限要素法シミュレーション

永田 善也1、藤平 哲也1、酒井 朗1 (1.阪大基礎工)

キーワード:脳型コンピュータ、シナプス、抵抗変化

脳神経回路のシナプス機能を模倣可能な素子として、メモリスタが注目されている。メモリスタは単一素子でシナプス可塑性の模倣が可能であるが、異シナプス可塑性など、高度な機能の模倣は困難であった。本研究では、(擬)2次元的な酸素空孔分布の変化による、異シナプス可塑性をはじめとする高度シナプス機能の模倣を実証した。また、二次元有限要素法シミュレーションにより、理論的解析を行った。