2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20a-PA5-1~2] 8.3 プラズマナノテクノロジー

2019年9月20日(金) 09:30 〜 11:30 PA5 (第一体育館)

09:30 〜 11:30

[20a-PA5-2] 反応性スパッタリング法および反応性蒸着法による微絨毛構造化InAlN膜の作製

中山 佳之1、星 大輔1、井上 泰志1、高井 治2 (1.千葉工大、2.関東学院大)

キーワード:斜め堆積法、吸着誘起型エレクトロクロミック

窒化インジウム(InN)薄膜は,表面吸着物の交代に伴い,明褐色から暗褐色への可逆的な色変化(吸着誘起型エレクトロクロミック:AiEC)現象を示す.AiEC現象はMoss-Bursteinシフトに由来するため,InNにAlを添加することにより,バンドギャップの拡大に伴うEC反応波長領域の短波長化,すなわち,実用面で有用な「無色から有色へ」のAiEC現象が期待できる.本研究では,反応性スパッタリング法および反応性蒸着法に斜め堆積(GLAD)法を適用して微絨毛構造化InAlNを作製し,それぞれの成膜方法で得られた試料を比較することにより,InAlN薄膜のAiEC特性において最適な成膜方法を模索することを目的とする.