[20a-PA6-1~9] 8.4 プラズマライフサイエンス

[20a-PA6-6] He-O₂混合プラズマ照射培養液による皮膚がん細胞の不活化効果

〇(M2)室 鴻之介¹、薄井 雄大¹、関口 達也²、本橋 健次^1,2、加藤 和則^1,2 (1.東洋大院理工、2.東洋大理工)

キーワード：プラズマ活性化培養液:PAM、ラジカル

プラズマ原料ガスがヘリウムガスのみの場合と、ヘリウムと酸素の混合ガスの場合でPAMによる皮膚がん細胞(A375)の抗がん効果を比較する実験を行った。具体的には、大気圧プラズマを培養液RPMI1640に照射したPAMを準備し、96 well pleat中に培養したA375細胞に添加した後の生細胞数を測定した。He-O₂ PAMの生細胞数はHe PAMのそれに比べ、全てのプラズマ照射時間において、21％以上低下したことが分かった。