[21p-C213-1~7] 2.1 放射線物理一般・検出器基礎

[21p-C213-4] 超伝導トンネル接合検出器のイオン検出特性

〇冨田 成夫¹、志岐 成友²、藤井 剛²、浮辺 雅宏² (1.筑波大数物、2.産総研)

キーワード：超伝導トンネル接合検出器、運動エネルギー測定

超電導トンネル接合(Superconducting tunnel junction: STJ)の粒子に対するエネルギー分解能はX線に対する分解能に比べて劣っており、特に高エネルギー、高分子量の粒子に対するエネルギー分解能の向上のためにはこれらの粒子に対する特性評価が十分になされているとは言えない状況である。本実験ではSTJ検出器の粒子に対する検出特性を評価し、同環境下でのX線に対する検出特性との比較を行った。