2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.1 強誘電体薄膜

[10a-PA3-1~10] 6.1 強誘電体薄膜

2019年3月10日(日) 09:30 〜 11:30 PA3 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[10a-PA3-3] ショットキー障壁の高さ変化を利用したガスセンシング

〇(B)柏原 浩大1、Julien Schneider2、押目 典宏4、狩野 旬3 (1.岡山大工、2.Institut National Polytechnique, Toulouse、3.岡山大自然、4.産総研)

キーワード:ガスセンサー、薄膜、酸化物

酸化物と金属の薄膜を接合させた構造体では、金属表面に分子ガスが化学吸着する際、金属-分子ガス間に分子軌道が形成され、金属の仕事関数の変化が期待される。これに伴い金属-酸化物界面でバンド構造の再構成が起こり、金属-酸化物界面のショットキー障壁の高さが変化する。この傾向は整流性にも反映される。一連の現象を電気測定によって捉えることでガス吸着を検知できると考え、今回はその挙動を観測できたので報告する。