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[11a-W611-11] プラズマを用いた植物細胞への分子導入のエンドサイトーシス依存性の役割
キーワード:タバコ細胞、分子導入、エンドサイトーシス
著者らは、タバコ葉にプラズマ照射を行い、表皮細胞に2 MDaの蛍光分子(FITC-Dextran)を導入することに成功した。また、プラズマ照射された葉のワックスおよびクチクラ層が減少することも確認しており[1]、これらの層が除去された箇所から蛍光分子が表皮細胞近傍に移行し、細胞内に導入されていると考えられる。しかし、蛍光分子が細胞壁および細胞膜を通過する機序は不明である。今回、クラスリン依存エンドサイトーシス阻害剤を用いて、植物細胞への分子導入機序におけるエンドサイトーシスの寄与を明らかにした。