[12a-PB1-1~9] 8.1 プラズマ生成・診断

[12a-PB1-8] ポリビニルアルコール - ヨウ化カリウムを用いた活性酸素ラジカルの計測

〇松浦 寛人¹、松井 良樹¹、オウアンサビンサ ブニャン¹、トラン トラングエン¹、坂元 仁¹ (1.大阪府大)

キーワード：ポリビニルアルコール、活性酸素ラジカル

放射線の化学線量計として最近提案されたポリビニル(PVA)-KI系ゲルインジケーターは、既存のヨウ素デンプン反応に比べて感度、安産性、作成の容易性、コスト等に優れていると報告されている。本研究では、PVA-KIをプラズマ生成の活性酸素ラジカルの計測に用いるための基礎研究を進めている。PVA-KIの発色メカニズムはすでに1960年代に報告されているが、添加物やpHの呈色反応への影響は十分には調べられていない。講演では、吸光度スペクトルの初期的測定結果を報告する。