2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[9a-PA2-1~40] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2019年3月9日(土) 09:30 〜 11:30 PA2 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[9a-PA2-38] アニール処理による臭化銅(I)錯体の可逆的メカノクロミズム

〇(M1)南山 知花1、髙澤 頼昌1、阪田 知巳1 (1.城西大理)

キーワード:発光性メカノクロミズム、可逆的、アニール

我々は, ポストOLED用材料として,1,4-ジイソシアノベンゼン(DIB)を配位子とした臭化銅(I)錯体の合成と発光特性の検討を行ってきた。これまでに,本錯体をすり潰すことで発光色が変化する発光性メカノクロミズムや,すり潰し処理後,溶媒浸漬処理により,発光色が回復するメカノクロミズムの可逆性について報告した。本稿では,溶媒浸漬処理以外の手法としてアニール処理でも発光色の回復を確認できたので報告する。