2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[9a-Z12-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2020年9月9日(水) 09:00 〜 12:00 Z12

野田 俊彦(豊橋技科大)、田中 徹(東北大)

09:15 〜 09:30

[9a-Z12-2] リン脂質リポソーム固定化カンチレバーセンサを用いた パーキンソン病患者血清中 α シヌクレインの検出

〇(M2)小林 亮子1、澤村 正典2、山門 穂高2、寒川 雅之3、野田 実1 (1.京工繊大、2.京都大医、3.新潟大)

キーワード:バイオセンサ, αシヌクレイン, リポソーム

パーキンソン病(PD)の原因物質であるαシヌクレイン(αSyn)は単量体から重合体へと凝集,線維伸長することで病原性を獲得するため,極微量のαSyn重合体の検出は早期診断に極めて有効である。前回我々はラベルフリーリポソーム固定化カンチレバーセンサによるαSyn線維化の検出で合成ヒト由来αSynにて数百fMでの高感度検出を達成した。今回PD患者血清中のαSynの検出を行い,十分な検出能力を確認できた。