2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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[13a-PA5-1~9] 13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイス

2020年3月13日(金) 09:30 〜 11:30 PA5 (第3体育館)

09:30 〜 11:30

[13a-PA5-6] 単一ドット室温発光における超高純度単一光子特性の観測

井原 章之1、三木 茂人1,2、山田 俊樹1、寺井 弘高1 (1.情通機構、2.神戸大)

キーワード:単一光子、超高純度、量子ドット

本研究において我々は、可溶性の優れた発光材料であるコロイド量子ドット(CQD)を用いて発生させた、非古典光の特性を実験的に調べている。今回、超伝導ナノワイヤ単一光子検出器およびタイムゲート強度相関法を活用し、複数種類のCQD 試料に対し、単一光子純度特性を調べた。発光波長が600 nm付近のCQD試料において、強度相関の値が0.005となる、超高純度な単一光子を発生できることを明らかにした。