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[13a-PB1-3] Ca12Al14-xSixO32Cl2+xを触媒とした固体高分子形燃料電池の発電特性
キーワード:燃料電池、C12A7
固体高分子形燃料電池は、触媒として一般的に両極側に白金を用いて発電する燃料電池であるが、白金は希少金属であるので、安価で豊富な白金代替触媒が求められている。その一つに、化学的・熱的にも安定なハロゲンアニオンを包摂した12CaO・7Al2O3(C12A7)があげられる。本研究では、C12A7の骨格にあるAl3+の一部をSi4+に置換してケージ中にあるアニオン置換量を調節することで白金代替触媒としての機能をどれ程発電能力に活かせるのかを調査した。