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[13p-A307-3] 三次元積層構造を活かしたイメージセンサの進化
キーワード:半導体、イメージセンサ
近年、半導体イメージセンサの小型化が急速に進められている。ソニーでは、微細化したセンサ画素の画質向上策として、2008年に裏面照射型CMOSイメージセンサの量産を開始した。その後、製品の多様化の要求に応え、裏面照射型CMOSイメージセンサをさらに高機能化、高性能化した積層型CMOSイメージセンサの量産を2012年から開始した。裏面照射型CMOSイメージセンサを実現した要素技術としては酸化膜接合、積層型CMOSイメージセンサを実現した要素技術としてはTSV接続やCu-Cu接続が挙げられる。特に、Cu-Cu接続は高密度な三次元集積を可能にする技術であり、今後の半導体イメージセンサへの応用展開が期待されている。