2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[13p-A407-1~16] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2020年3月13日(金) 13:15 〜 17:45 A407 (6-407)

林 智広(東工大)、三浦 篤志(北大)、田和 圭子(関西学院大)

14:30 〜 14:45

[13p-A407-6] コーヒーの味の定量化を目指した脂質高分子膜の選択性向上に関する検討

〇(M1)山岡 孝平1、巫 霄1、田原 祐助1、都甲 潔1、藤本 浩史2、岩井 和也2、半澤 拓2、垣内 美紗子2、有木 真吾2、福永 泰司2、池崎 秀和3 (1.九大、2.UCC上島珈琲㈱、3.㈱インセント)

キーワード:味覚センサ、コーヒー、高甘味度甘味料

我々は甘味料用センサと苦味センサを用いたコーヒーの味の定量化を目標としている。しかし、開発した甘味料用センサでは人工甘味料を含まないコーヒーに大きく応答してしまう。本研究では、その原因の解明を目的とし、コーヒーを滴下した甘味料用脂質高分子膜のLC/MS分析を行った。その結果、カフェイン酸が甘味料用センサに応答している夾雑成分である可能性が示唆された。