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△ [14p-B408-6] 誘電率センシングに向けた室温大気中におけるカシミール力計測システムの開発
キーワード:カシミール力、カンチレバー、誘電率センシング
カシミール力は、平行な2枚の導体板間に引力が働く現象として知られており、これまで主に真空極低温の極限環境下で計測されてきた。一方、室温大気中に計測環境を移すことで、平板間に液体やガスなど様々な媒質を導入可能になるため、平板間の誘電率によってカシミール力を制御する研究も行われている。我々はこの性質に着目し、平板間の誘電率をメカニカルに計測するセンサ応用に向けたカシミール力計測システムを開発している。