2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[10p-S203-1~21] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2021年9月10日(金) 13:00 〜 18:30 S203 (口頭)

松田 晃史(東工大)、新宮原 正三(関西大)

18:00 〜 18:15

[10p-S203-20] Al系合金基板上における透明導電体NbドープTiO2薄膜の低温結晶化

〇(M2)増山 知輝1、清水 亮太1、一杉 太郎1 (1.東工大物質理工)

キーワード:透明導電性酸化物、薄膜、二酸化チタン

透明導電性酸化物であるNbドープTiO2(TNO)薄膜は耐食性が高く、原料が安価であることからITOなどの代替材料や低コストな耐食性保護膜として活躍が期待される。しかし、実用化に向けた課題の1つとして結晶化温度の高さ(ガラス基板上で∼340℃)がある。そこで本研究では、TNO薄膜をAl系合金の保護膜として活用することを目指し低温結晶化を試みたところ、250℃での低温結晶化に成功したので報告する。